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今日も頑張る君たちへ100

「公共の学びは、未来を創る力となる」高校社会「公共」とは? 2022年度から高等学校で必修化された新科目「公共」は、従来の「現代社会」に代わり、主権者教育の一環として導入されました。​この科目では、生徒が日常生活で感じる疑問や課題を出発点に、社会の仕組みやルール、倫理観などを学びます。​例えば、「給食は必要か?」「都会で働くか、田舎で働くか?」といった問いを通じて、思考力や判断力、表現力を養うことが目的です 。 生徒が「公共」で直面する課題 新しい学習指導要領に基づく「公共」では、以下のような課題が生徒にとってのハードルとなっています。 主体的な学びへの戸惑い 従来の暗記型学習から、問いを立てて自ら考える学習への転換に、戸惑いを感じる生徒が多いです。 資料の読み解きの難しさ 多様な資料を分析し、情報を整理する力が求められますが、これに慣れていない生徒には難しく感じられます。効果的な学習方法 身近な問いから始める 日常生活で感じる疑問を出発点に学習を進めることで、興味を持ちやすくなります。 資料活用の練習 新聞記事や統計データなど、実際の資料を使って情報を整理し、考察する練習を積むことが効果的です。 ディスカッションの導入 クラスメートとの意見交換を通じて、多角的な視点を養い、自分の考えを深めることができます。 意見表明への不安 自分の考えを文章や口頭で表現することに自信が持てず、消極的になる生徒もいます。保護者のサポート方法 日常会話での問いかけ ニュースや家庭内の出来事について、「あなたはどう思う?」と問いかけ、考える習慣を促しましょう。 学習環境の整備 静かで集中できる学習スペースを提供し、学習時間を確保することで、学習習慣の定着を支援します。 ポジティブなフィードバック お子さまの努力や進歩を具体的に認め、励ますことで、自信を持たせることができます。 未来への可能性 「公共」で培った思考力や判断力、表現力は、将来の進路選択や社会生活においても大いに役立ちます。​多様な情報を分析し、自らの意見を形成する力は、現代社会で求められる重要なスキルです。​ 岩手県教育委員会 「公共」の学びは、過去と現在をつなぎ、未来を創る力となります。​保護者の皆さまの温かいサポートが、お子さまの学習意欲をさらに高めることでしょう。​共に努力し、社会の仕組みを探求することで、自己理解と未来への可能性を広げていきましょう。

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